リサイクルという言葉が浸透する前の昭和53年から、リサイクル事業を担ってきた
廃棄物再生事業者の比留間運送様。
現在は動物性残渣(*1)や汚泥(*2)、木くず(*3)の堆肥化に取り組んでいます。
今回は比留間運送(株)の入間工場でのコンポストの使用について、お話いただきました。
C-40ET
引用元:http://115.146.12.53/product/industrials/clean/clean-c40/
A. 家庭やスーパー、学校、病院などで出る廃棄物・事業系の一般廃棄物・産業廃棄物等、あらゆる廃棄物を適正に処理することを業務としています。
上記生ゴミと剪定枝等のチップを堆肥化し、破砕したALC(建築資材として使われる軽量気泡コンクリート)をブレンドした良質な『人工軽量土壌』を生産しています。
A.元々は、入間工場ができて平成18年頃から1台を使用していました。
徐々に近隣の病院や学校、スーパー等から、生ごみの処理を増やせないか要望をいただくことが増え、
平成26年に追加で4台導入し、現在は計5台のコンポを廃棄物の種類別で使い分けて、
堆肥を生産しています。
A. 多くの要望があり、処理が間に合わない分の生ごみ等の廃棄物は
別の工場で燃やして処理をしていたのですが、環境に良い方法で有効活用するべきだと思ったため、
追加で導入することを決めました。
C-40ETを追加で導入した理由は、元々中部エコテックさんのコンポを使っていたのと、
実績と知名度があったため、信頼して導入することができました。
A. 以前に比べて、堆肥化が簡単になったことです。
全てコンポにすることで、好気性発酵の堆肥が作りやすくなり、コスパが良いですね。
今まで堆肥の発酵に11週間程掛かっていたものが、2週間でできるようになったことに一番満足しています。
生産期間が早まった分、比留間運送様で定めている品質基準に満たなかったものの
分別がつけやすくなり、品質のグレーゾーンがなくなりました。
メンテナンスも分かりやすく、助かっています。
A. 長年使用していても、壊れない頑丈性だと思います。
他のコンポだと1年間稼働し続けると、どこかに故障が生じて、
1年目で修理費に100万円掛かったりするのですが、
中部エコテックさんのコンポは、ほったらかしても壊れないですね。
7年使っていて、合計の修理費は100〜150万円のみでした。
小さな修理は連絡するとすぐに対応してくれるのもいいです。
A. 堆肥の調整がしやすくなりました。
あと、とても面白いです。実験が好きな人は好きだと思います。
堆肥に空気を送り続けることはコンポが自動でやってくれるので、
生ごみや剪定枝、ALC(アルカリ性の調整材)などの配合を、
その日の天気や温度、堆肥の状態を見ながら調整することに集中できます。
従業員が1人1台各コンポを担当して管理しているので、毎朝調合や状態の情報共有等もしており、
楽しんで使用ができています。
比留間運送が生産する堆肥は農家に提供され、特に桃農家からは堆肥使用後の桃の甘さ向上に関する好評の声が寄せられています。
この堆肥は中部エコテックのコンポを活用しており、コストパフォーマンスに優れ、高品質な好気性肥料を作ることができます。
美味しい桃を育てたい農家の方々には、長期的な肥料計画を考えている場合、中部エコテックに相談してみることをお勧めします!