豊栄物産の堆肥では、肉用(肥育)牛ふん・豚ふん・ブロイラーふんを、堆積型発酵舎と深型ロータリー式の開放直線型発酵施設で処理するダブル・エコシステムを提供しています。
ダブル・エコシステムは、一般家庭や食品加工から出た有機性廃棄物を、高温発酵菌バイオアクションで水分調整し、一次堆積発酵と二次撹拌発酵で良好な堆肥を作る(コンポスト)システムです。その堆肥で再び農作物を育て、一般家庭などに流通。再び有機性廃棄物としてめぐります。 また、ゴミを入れるためのダブル・エコバッグも取り扱っています。生分解性プラスティック研究会認定グリーンプラ商品で、自然界の微生物によって水と炭酸ガスに分解され、コンポスト化設備では約3~4種間ほどで分解されます。植物の発芽や育成を阻害することなく、焼却してもダイオキシンや塩化水素などを発生させるような成分も含まれていない安全仕様です。
九州を中心に、納入実績があります。肉用牛・豚・ブロイラー混合ふんなどの畜糞だけでなく、生ゴミ、食品残渣などの有機性廃棄物全般と、様々な種類の有機性廃棄物の処理が可能です。 堆積式発酵槽とロータリー式発酵槽で堆肥化処理しており、ロータリー式撹拌装置の深さは1m、1.2m、1.5mと3タイプ。実稼働システムは1mを採用しています。ロータリー式発酵槽で攪拌移動することで質のよい堆肥が作れます。
積層による一次発酵を約2週間、攪拌槽などによる二次発酵を約4週間かけて製品堆肥が完成。鶏舎にはオガクズ、トラクタ(深耕式)、ビオグリーンマルトクによる好気性発酵で、リン酸、カリ等が濃縮された良質な堆肥ができます。また、アンモニア濃度の低下、害虫発生の抑制など環境改善にもなっています。ビオグリーンマルトクは豚舎や牛舎の敷き料にも適し、悪臭を抑えて飼料効率を高めてくれます。
取り扱っている「ビオグリーンマルトク」や「高温高速発酵菌・ビオグリーン」「マイティ21」は、自然に優しい製品。高温発酵で害虫やその虫卵、雑草の種子などが蔓延るのを阻止します。環境が改善されると、鶏や豚、牛などの飼育動物のストレスが軽減され、品質の向上が期待できます。 施設がシンプルなので、電力などのランニングのコストがかからず故障トラブルなども少ないなど、管理者からしてみると使い勝手が良いシステムです。
堆肥化を行う方法は、大きく分けて3タイプ。どの発酵方式が適しているかは、何を重視するかで異なります。当サイトでは、各方式の特徴とそれぞれのおすすめメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。
※2024年5月時点、口コミは見つかりませんでした。
農土香(のどか)施設内設備。撹拌機は縦6m、深さ1mのロータリー式。省電力、特許取得済みの微量通気システムです。
豚舎の敷き料に好気性菌を散布し、糞尿の分解を肥育段階から実施することで悪臭を減らしながら飼料効率を高めます。環境改善による作業効率化でコストダウンが見込めます。
おがくずの表面に発酵菌を散布し、糞の油分を分解。おがくずの持ちを良くするため、30日齢くらいまで良好な環境を維持できます。
豊栄物産の撹拌機は九州を中心に多くの納入実績があります。
※2024年5月調査
堆肥化を行う方法は、撹拌に機械を使う方法(密閉・開放)、堆肥舎で堆積する方法の2種類、3タイプ。
どの方法が適しているかは、何を重視するかで異なります。
断熱密閉された円形の発酵槽を使用し、全自動で撹拌作業を行い、堆肥化させる方式
発酵⽇数 (⼀次処理) |
10⽇〜16⽇ |
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施設 必要⾯積 |
⼩規模 |
臭気 対策 |
◎ 容易 |
適⽤ 畜種 |
養豚・養鶏 (酪農) |
初期投資 費⽤ |
⼤ |
材料を定期的に機械で撹拌し、少しずつ移動させながら堆肥化させる方式
発酵⽇数 (⼀次処理) |
30⽇〜60⽇ |
---|---|
施設 必要⾯積 |
中規模 |
臭気 対策 |
△ 難しい |
適⽤ 畜種 |
養豚・養鶏 (酪農・肥育牛) |
初期投資 費⽤ |
⼤ |
ショベルローターなどを運転して切り返しを行い、長時間の堆積で堆肥化する方法
発酵⽇数 (⼀次処理) |
30⽇〜90⽇ |
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施設 必要⾯積 |
大規模 |
臭気 対策 |
△ 難しい |
適⽤ 畜種 |
酪農・肥育牛 (養豚) |
初期投資 費⽤ |
少 |
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