引用元:カワシマ(http://www.kawashima.jp/index.html)
カワシマは、特殊有効微生物資材と環境支援装置の製造・販売会社。スクリュー型コンポストプラント「RA-X(ラックス)」による堆肥化を提案しています。ここでは、カワシマの堆肥プラントの特徴、導入事例、利用者の口コミ評判をご紹介します。
1987年に微生物工学を応用した有効微生物「BX-1」を、2000年にはコンポストプラント「RA-X」を販売。RA-Xは、メンテナンスが簡単で低コスト。撹拌時の醗酵臭も少なく、発酵温度を下げない省エネで、寒冷地でも高温発酵処理が可能になっています。
また、国内だけでなく海外事業にも力を入れています。スリランカでは、JICA普及・実証事業などのスクリュー型コンポストプラントによる、有機性廃棄物・農業廃棄物のリサイクル事業をおこなっています。
スクリュー型コンポストプラント「RA-X(ラックス)」は、生ごみや畜糞、汚泥などの有機性廃棄物を効率的に堆肥化にする発酵機械です。家庭用として使える小型機から、業務用の大型大量処理プラントまで、さまざまなサイズがあります。
固形物・汚水の同時処理が可能で、撹拌時の圧縮がなく水分蒸散に優れています。高堆積でも空気の流れが阻害されることなく好気性醗酵が促進。シンプルな構造なのでメンテナンスも簡単で低コスト、醗酵臭飛散も少ないので臭気対策に費用がかかりません。
形状には2種類あり、基本タイプの両壁型(I型)は汚水処理に最適。もう一つの片壁式(L型)は、短期間での大型・大量処理に向いており、間仕切りを入れれば共同施設として機能します。
通常の処理工程では、まずは分離機で固形物と汚水を分離。固形物は発酵機器に流され、汚水は浄化槽処理へと流れ、水分は河川に放流し汚泥・固形物は脱水機を通ってから発酵機器に入れられます。そこから有機微生物堆肥として土壌に還元されます。
一般的な処理システムでは複数の機器処理が必要になりますが、RA-Xは1台でこれらの処理を完結。設備や維持コストも安く済み、特に汚水の放流ができない地域にはピッタリです。また、排出側と投入側にメンテナンススペースを設けてあるので、スクリューにわらなどが絡んでも簡単に手入れ可能。スクリューは稼動時以外は堆肥に触れないので錆にくいです。
カワシマでは、醗酵処理サポートとして、蒸散醗酵処理の作業手順について現地でレクチャーしています。導入会社のスタッフが習得するまで指導しており、その後も、新しい処理技術の報告・指導をおこなっています。また、これまでさまざまな環境改善に携わってきたことからも、作業環境についての相談にも対応。課題への解決方法を提案します。
堆肥化を行う方法は、大きく分けて3タイプ。どの発酵方式が適しているかは、何を重視するかで異なります。当サイトでは、各方式の特徴とそれぞれのおすすめメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。
引用元:カワシマ公式サイト(http://www.kawashima.jp/RAX01.html)
カワシマの主力製品である堆肥化プラント「RA-X」の機械タイプは2種類あり、両壁型(I型)と「片壁式(L型)」が提供されていますが、両タイプともに、醗酵槽幅・堆積高・全長・1日撹拌移動量・1日最大投入量などスペックの異なる複数の製品型式(I-6型・I-8型等)があります。それぞれの環境やニーズに合わせたプラントの導入が可能です。
記載なし
引用元:カワシマ公式サイト(http://www.kawashima.jp/RAX_JA.html)
高機能堆肥製造設備として、スクリュー型コンポストプラント、RA-Xを導入。
引用元:カワシマ公式サイト(http://www.kawashima.jp/RAX_Yuki.html)
霞ヶ浦条例基準を満たす、排水0を保証する設備として、スクリュー型コンポストプラント、RA-Xを導入。
引用元:カワシマ公式サイト(http://www.kawashima.jp/RAX03.html)
栃木県湯津上にある「JA東日本くみあい飼料」でも、スクリュー型コンポストプラントである「RA-X」が採用されています。こちらの機器を導入することによって、有機性廃棄物の効率的な堆肥化が可能となります。寒冷地であっても高温で発酵処理ができ、臭気対策を簡単に行えるため、臭いに対するコストを大幅に削減できるなどの特徴があります。
引用元:カワシマ公式サイト(http://www.kawashima.jp/RAX_Mori.html)
有限会社西村養豚でもRA-Xの導入が行われています。RA-Xは水分量に関係なくどのような条件でも攪拌を行うことができ、機械の故障が少ない点もポイント。さらに攪拌中の発酵臭が飛散することも防げます。また、シンプルな構造になっていることから、メンテナンスが簡単で、さらに消耗品が少ないことから経済的に運用が可能です。
堆肥化を行う方法は、撹拌に機械を使う方法(密閉・開放)、堆肥舎で堆積する方法の2種類、3タイプ。
どの方法が適しているかは、何を重視するかで異なります。
断熱密閉された円形の発酵槽を使用し、全自動で撹拌作業を行い、堆肥化させる方式
発酵⽇数 (⼀次処理) |
10⽇〜16⽇ |
---|---|
施設 必要⾯積 |
⼩規模 |
臭気 対策 |
◎ 容易 |
適⽤ 畜種 |
養豚・養鶏 (酪農) |
初期投資 費⽤ |
⼤ |
材料を定期的に機械で撹拌し、少しずつ移動させながら堆肥化させる方式
発酵⽇数 (⼀次処理) |
30⽇〜60⽇ |
---|---|
施設 必要⾯積 |
中規模 |
臭気 対策 |
△ 難しい |
適⽤ 畜種 |
養豚・養鶏 (酪農・肥育牛) |
初期投資 費⽤ |
⼤ |
ショベルローターなどを運転して切り返しを行い、長時間の堆積で堆肥化する方法
発酵⽇数 (⼀次処理) |
30⽇〜90⽇ |
---|---|
施設 必要⾯積 |
大規模 |
臭気 対策 |
△ 難しい |
適⽤ 畜種 |
酪農・肥育牛 (養豚) |
初期投資 費⽤ |
少 |
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