創業40年以上・全国各地に納入実績を誇る中部エコテックの発酵処理機「コンポ」シリーズ。畜糞用・食品残渣用・有機汚泥用と様々なニーズに対応する堆肥プラントについて紹介します。
1976年に、家畜の飼料メーカー「中部飼料」の環境改善部としてスタート。創業40年以上にわたって蓄積されてきたノウハウを、食品リサイクルループ作りや下水汚泥の処理などにも発揮。微生物を活用した自然に優しい発酵のメカニズムで、納入台数は納入台数3,200台以上※(平成24年3月31日時点)となっています。
発酵処理機「コンポ」シリーズでは、微生物の力で肥料化・燃料化。良質な発酵には好気性発酵による環境を整えることが大事で、中部エコテックの「コンポ」ではそれを可能にしています。
畜糞用には「豚糞・鶏糞用 コンポSシリーズ」「牛糞用 コンポDシリーズ」、食品残渣用には「クリーンコンポシリーズ」、有機汚泥用には「ECO LEAF」があります。
コンポの導入検討として、実際に稼働しているコンポを見学することができます。また、設計・運転指導・メンテナンスと一貫体制なので導入後も安心。本社は名古屋にありますが、事業所が岩手・埼玉・岡山・宮崎・名古屋と各所に拠点があり、相談事やトラブル時にもスピーディーに対応してくれます。
1年間にかかるメンテナンス料は、イニシャルコストに対して0.5%程度。一般的な産業用機械では3~5%と言われてることからも低コストで、高い耐久性だからともいえます。
ちなみに、長く安心・安全に稼働できるように、予防メンテナンスプログラムを実施。定期的な要チェックポイントの連絡、壊れる前に修理・補修するシステムで故障トラブルの予防をしています。
グリーンコンポ(発酵乾燥装置)は小・中規模スペースに向いている密閉型発酵槽で、容器サイズもコンパクト。投入や取り出し位置関係を指定できるなど、ニーズに合わせた設計が可能です。
タンクは外気温からの影響も受けにくい3重断熱構造なので、年間を通じて安定した処理が可能。発酵熱を有効活用して原料を急速に発酵させます。その発酵日数は1次発酵が10日~16日、二次発酵が90日ほど。
気になる脱臭対策には、チップ脱臭や軽石脱臭、薬液脱臭装置などさまざまな方法を用意しています。また、密閉式なので臭気も捕獲しやすく、機器上部の排気口から排出。脱臭装置まで配管を繋くことで、周囲に悪臭をまき散らすこともありません。
発酵管理では、スイッチ数が少なく操作が簡単。原料を投入する際には、投入バケットをリモコンで操作して自動投入するだけです。また、開放式堆肥舎のように水分調整用にオガコなどを使用する必要がなく、コンポではコンポ内種堆肥の量を調整する事で処理を可能にしています。
ちなみに、メーカーとタイアップしたコンポと炭化装置・焼却装置を組み合わせたプランの提案や、新設発酵ロータリー施設の併用やエコシーダーの使用による粒状堆肥処理も可能にしています。
堆肥化を行う方法は、大きく分けて3タイプ。どの発酵方式が適しているかは、何を重視するかで異なります。当サイトでは、各方式の特徴とそれぞれのおすすめメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。
中部エコテックでは「コンポ」シリーズ以外にも、有機質肥料製造機『ECO LEAF』、堆肥を効率よくペレット化する自動造粒機「マスコン」や、様々なゴミに対応し生ごみの容積を大減容する「発酵乾燥装置」を取り扱っているのが特徴です。また、堆肥化の発酵臭やアンモニア臭に召集能力を発揮する「フレグラ」という4種の香りをラインナップした消臭剤を販売しています。
密閉型で臭気対策がしやすく、縦型で設置面積も小さくてよかったのと、計画していた処理量とコストが合致したため。 機械操作や設定も難しくなく扱いやすい機械で、臭気処理も計画通りでてきています。また、出来上がった製品の評判がよく、近隣の梅農家の方を中心に使って頂いています。
従来、一般廃棄物の収集運搬の他、産業廃棄物も含めた中間処理を営業しておりました。当初は生ごみは湿式メタン施設で受け入れていましたが、受け入れ量の増加に伴い、施設増設を計画しました。計画用地が街中であり、敷地が狭かったこと、ランニングコストが処理量収入に十分見合うものだったことから、中部エコテックのコンポを選定しました。 コスト的には事前の説明どおり、十分採算の取れる機械であることが確認できました。その後、さらなる受け入れ増加に伴い、追加で3台を導入しました。現在はさらなる有機質肥料の高品質化について、日夜精進しております。
以前はロータリー式堆肥化装置を使用していましたが、周辺住民からの臭気への苦情に悩んでいました。その頃に密閉式コンポを知り、臭気対策として導入に至りました。 コンポを導入してから近所からの臭気の苦情もなくなり、安心しました。スクープ式と比べて電気代は掛かりますが、修繕費が少なくて済むため、総合的に見れば安価な機械です。また、中部エコテックのアフターフォローも体制が整っており、助かってます。生ごみをその日に処理が出来るので、原料からの腐敗臭もなくなりました。
以前は横型回転バーナー式で強熱乾燥処理していましたが、外部エネルギーを使わない自然発酵機械への転換を計画していました。その頃、環境展で中部エコテックのコンポを知り、ランニングコストの安さから導入を決めました。施設が都市部のため、臭気対策が取りやすそうな密閉構造だったことも選定理由の一つです。予想していた以上にランニングコストは掛からず、横型回転バーナー式(強熱乾燥)と比べ、1/5以下になりました。また、メンテナンス費もかからず外部エネルギーも使わない事から安全で安心できる施設です。また、粉砕した剪定枝を混ぜる事で臭気が軽減したため、都市型の堆肥化施設が確立できました。平成15年の導入後、平成20年には規模拡大ができました。
納入台数3,200台以上※(平成24年3月31日時点)全国各地に導入実績があります。
S-60ETを9台導入した事例です。
牛糞処理にD-63ETを2台導入した事例です。
C-65ETを7台導入した事例です。
堆肥化を行う方法は、撹拌に機械を使う方法(密閉・開放)、堆肥舎で堆積する方法の2種類、3タイプ。
どの方法が適しているかは、何を重視するかで異なります。
断熱密閉された円形の発酵槽を使用し、全自動で撹拌作業を行い、堆肥化させる方式
発酵⽇数 (⼀次処理) |
10⽇〜16⽇ |
---|---|
施設 必要⾯積 |
⼩規模 |
臭気 対策 |
◎ 容易 |
適⽤ 畜種 |
養豚・養鶏 (酪農) |
初期投資 費⽤ |
⼤ |
材料を定期的に機械で撹拌し、少しずつ移動させながら堆肥化させる方式
発酵⽇数 (⼀次処理) |
30⽇〜60⽇ |
---|---|
施設 必要⾯積 |
中規模 |
臭気 対策 |
△ 難しい |
適⽤ 畜種 |
養豚・養鶏 (酪農・肥育牛) |
初期投資 費⽤ |
⼤ |
ショベルローターなどを運転して切り返しを行い、長時間の堆積で堆肥化する方法
発酵⽇数 (⼀次処理) |
30⽇〜90⽇ |
---|---|
施設 必要⾯積 |
大規模 |
臭気 対策 |
△ 難しい |
適⽤ 畜種 |
酪農・肥育牛 (養豚) |
初期投資 費⽤ |
少 |
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