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共和化工

公式サイトのキャプチャ画像

引用元:共和化工(https://kyowa-kako.co.jp/)

水処理事業者としてスタートし、水処理後に排出される汚泥や生ごみ、畜舎からでる糞尿のバイオマスを堆肥化する環境リサイクル事業を展開しています。共和化工の堆肥プラント特徴、導入事例、口コミ評判を調査しました。

共和化工の堆肥プラントの特徴 

水と土のスペシャリスト

昭和34年に高濃度の水処理業者としてスタートした、創業60年の実績がある会社。技術研究と開発から、下水汚泥や生ごみ、家畜の糞尿などを肥料化する環境リサイクル事業も展開しています。

特許微生物であるYM菌(超高温好気性菌)を持つ株式会社山有と技術提携し、有機性廃棄物の超高温好気性発酵技術による処理システムを提供しています。YM菌は、霧島火山帯で発見された微生物です。40年以上の実績があり、その安全性も確認されています。

超高温好気性発酵技術によるバイオマスの再資源化

純国産の資源として、資源リサイクル事業で超高温好気性発酵技術によるバイオマスの再資源化に取り組んでます。

特許微生物を使用した超高温好気性発酵技術は、100℃を超える発酵温度で病原性微生物や雑草種子が死滅。有機物の分解速度も速いので、短期での発酵処理が可能です。また、バイオマスの肥料化では加熱しないので、CO2の発生量も少なくなっています。さらに、シンプルな設備で安価。半液体から固形まで様々な原料に対応していて使い勝手も良いです。

完全受注生産の密閉型堆肥化装置「YMひまわりくん」

バイオマスの再資源化フローで、約80℃以上の高温で有機物を分解するのが、密閉型堆肥化装置「YMひまわりくん」です。家畜糞尿だけでなく、下水汚泥や生ゴミ、し尿汚泥など幅広く対応しています。

家畜糞尿などの原料の投入から堆肥になるまで全自動運転で、スケジュール管理もしやすい機器。エネルギー負担の少ない外胴回転式で、密閉型なので臭気に悩まされることもありません。また、高温で脱水発酵することで脱水汚泥を5分の1に縮小。完成した堆肥は、肥料や土壌改良剤として使われます。

静音仕様で騒音・振動などの心配もなし。設置場所や処理量に合わせた完全受注生産で、シンプルな構造で耐久性に高いので、トラブルも起こりにくく管理しやすいです。

地球温暖化防止活動環境大臣表彰受賞歴あり

本社以外に環境微生物学研究所、支店、営業所、事業所、そしてKYOWAグループのメンテナンス会社と、日本全国に拠点があります。

そのうちの一つである益子事業所では、生ごみ堆肥化技術による資源循環型社会の実践が認められ、環境省から平成30年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞しています。地球温暖化の防止に役立つ技術提供・活動が認められたこととなります。参照元:環境省(https://www.env.go.jp/press/106104.html)

堆肥化の発酵方式の特徴から探す!
おすすめの堆肥プラントを紹介
チェック

堆肥化を行う方法は、大きく分けて3タイプ。どの発酵方式が適しているかは、何を重視するかで異なります。当サイトでは、各方式の特徴とそれぞれのおすすめメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。

あなたの重視することは?
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共和化工の堆肥プラント利用者の口コミ評判

記載なし

共和化工の堆肥プラントの導入実績 

共和化工

引用元: 共和化工公式サイト(https://kyowa-kako.co.jp/institution/composting/mashikojigyousho/)

家庭から排出される生ごみや、レストランなどの事業系生ごみを堆肥化する施設です。焼却処理と比較して、CO2の排出量を7割削減でき、コスト削減にもつながります。地域に根差した堆肥化利用や農業への転換、六次産業化を通した資源循環型社会の取り組みを行っている施設です。

共和化工

引用元: 共和化工公式サイト(https://kyowa-kako.co.jp/institution/composting/mookarecyclecenter/)

剪定枝等から肥料を作り、市民の方に無償で配布しているリサイクルセンターです。草や落ち葉も堆肥化しています。実績処理量は年間1,500t 。令和2年2月17日からの肥料配布量は150tにも上ります。

共和化工

引用元: 共和化工公式サイト(https://kyowa-kako.co.jp/institution/composting/sagagesuishori/)

国土交通省補助事業により、脱水汚泥を原料として堆肥を製造する事業を行っています。90℃以上の超高温好気条件で活発に働き、あらゆる有機性廃棄物を発酵分解する好気性細菌を使用したYM菌/超高温好気性発酵システムを導入。悪臭の発生も抑えています。

共和化工

引用元: 共和化工公式サイト(https://kyowa-kako.co.jp/institution/composting/tomirecycle/)

ごみ排出量の削減を目的として、可燃ごみの中の約40%を占める生ごみを堆肥化している施設です。市内全域を対象にシステム構築とリサイクル拠点づくりに取り組んでいます。年間の計画処理量は876.5tです。

※2023年9月調査

共和化工の会社概要

  • 社名:共和化工株式会社
  • 住所:東京都品川区西五反田7-25-19 共和ビル
  • 電話番号:03-3494-1311
  • URL:https://kyowa-kako.co.jp/

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堆肥化の
発酵⽅式は3タイプ

堆肥化を行う方法は、撹拌に機械を使う方法(密閉・開放)、堆肥舎で堆積する方法の2種類、3タイプ。
どの方法が適しているかは、何を重視するかで異なります。

狭い土地でもOK
手軽さ・におい対策を
重視するなら
密閉型攪拌⽅式
(コンポ)
密閉型攪拌⽅式(コンポ)

断熱密閉された円形の発酵槽を使用し、全自動で撹拌作業を行い、堆肥化させる方式

発酵⽇数
(⼀次処理)
10⽇〜16⽇
施設
必要⾯積
⼩規模
臭気
対策
◎ 容易
適⽤
畜種
養豚・養鶏
(酪農)
初期投資
費⽤
中規模の⼟地があり
メンテナンスの容易差
重視するなら
開放式
(ロータリー・スクープ攪拌)
開放式(ロータリー・スクープ攪拌)

材料を定期的に機械で撹拌し、少しずつ移動させながら堆肥化させる方式

発酵⽇数
(⼀次処理)
30⽇〜60⽇
施設
必要⾯積
中規模
臭気
対策
△ 難しい
適⽤
畜種
養豚・養鶏
(酪農・肥育牛)
初期投資
費⽤
⼟地が広く、
初期コストの安さ
重視するなら
堆積式
(堆肥舎)
堆積式(堆肥舎)

ショベルローターなどを運転して切り返しを行い、長時間の堆積で堆肥化する方法

発酵⽇数
(⼀次処理)
30⽇〜90⽇
施設
必要⾯積
大規模
臭気
対策
△ 難しい
適⽤
畜種
酪農・肥育牛
(養豚)
初期投資
費⽤
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